1.声に関する症状
8.色々な「嗄声」まとめ
「嗄声」は様々な症状に何回も出てきました。ここで色々な嗄声をまとめておきます。
努力性嗄声:無理して出したような声
粗造性嗄声:ガラガラの荒れた声
気息性嗄声:息の漏れる声
無力性嗄声:力のない弱々しい声
ボイトレで治せる範囲
実際に身体的な問題がある「器質性発声障害」の場合は病院へ行ってください。“クセ”やバランス不良である「機能性発声障害」の場合はボイトレで対応可能です。
『加圧/足し算のボイトレ』
気息性嗄声や無力性嗄声は、いわばパワー不足の状態ですので、加圧するトレーニングや、バランスの張りを強めるボイトレをします。
息が漏れるなら漏れないように「声門閉鎖」を鍛える。でも声帯を直接操作すると「喉声」を招くことから、正しい加圧の方法は『いかに声帯以外の筋肉で頑張らせるか』が基本姿勢です。でも単純に足し算すれば良いというものではありません。基本的にはバランス不良から疑うのがセオリーです。
「発声バランス」は具体で紐解いていくと、「役割や動作が拮抗する筋肉同士の作用バランス」ということになりますが、発声はそもそも“見えない音や見えない身体部位”を扱う、抽象的な分野です。このとき有効なボイトレアプローチは筋肉動作よりも抽象的な『発声のベクトル』の方が有効だったりします。
『脱力/引き算のボイトレ』
粗造性嗄声は「仮声帯」という部位によるノイズがメインになる問題、と捉えていて問題ないでしょう。仮声帯ノイズはクリーントーンを出したい場合には邪魔になりますが、地声のバランスを取るため、ミックスボイス(ハード)習得、そして直接的にノイズトーンを出したい時には有効になるものです。
努力性嗄声は、いわゆる声帯を直接閉じる筋肉を作動させてしまった場合に起こるもの、とボイトレ上は分類していて問題ないでしょう。いわゆる『喉声』です。『喉声』は『ノド声』であり、ノドが示す部位が特定されていない名称になるため、これらの誤認を防ぐため・整理する必要があります。
学習コラム「読んで学ぶ」では、こういった症状の解決策を記事に書いています。




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